田邊 愛美
南部の郷 介護職
接客業から未経験で介護職へと転身。グループホーム南部の郷では、介護職としての業務もこなしながら、創作担当として毎月の玄関や壁への創作物を企画している。
百葉の会に入職したきっかけ
以前は接客業に従事しており、介護の仕事は未経験からの挑戦でした。
当時、身内が同施設の厨房で働いていたので、転職活動の中で自然と介護の仕事を意識するようになりました。身内から施設での様子を聞いたり、介護の仕事について自分なりに考えたりするうちに、例え介護の仕事が未経験でも、これまでの接客業での経験はきっと生かせるはずだと思い、思いきって施設見学へ。山間部の自然豊かな場所にあること、職員やご利用者様のアットホームな雰囲気に魅力を感じました。
現在のお仕事内容
在宅での生活が難しい方が利用するグループホームですので、職員とご利用者様が一緒に食事の準備をしたり、散歩をしたり、できるだけ家庭での生活に近い状態で過ごせるようサポートしています。
日常生活の援助や食事、排泄、入浴の介助、レクリエーションや夜間の見守りなど、業務内容は幅広く、忙しくも充実した毎日です。
未経験からスタートしたので、ご利用者様一人ひとりに合ったサポートを見つけていくのに時間がかかりました。例えば、認知症の方や耳の遠い方では、声かけや対応の仕方も違ってきます。入職して1年ですので、まだまだ覚えることがたくさんあります。ご利用者様としっかりコミュニケーションをとりながら、安心・安全の介護を提供していきたいです。
お仕事の中で感じるやりがい
以前、認知症のご利用者様が、不安からパニックになったことがあります。その際、ご利用者様に寄り添って、名前や施設について、丁寧に現状の説明をしていくと、徐々に落ち着きを取り戻されました。「あなたが側に入れくれて良かった」というその言葉は私の宝物になりました。
それ以来、ご利用者様の表情、仕草や言動により気を配るようになりました。毎日観察しているとご利用者様の表情一つで、色々な事を考えさせられます。グループホームでは、食事も自分たちで作って提供しているので、食事中の表情一つで「あ、食材を噛むのが難しそうだな、次回はもっと工夫しよう」など職員同士でも情報を共有し、日々の業務に反映しています。
現在働いている施設のいいところ
ご利用者様と職員のアットホームな雰囲気はもちろん、南部の郷ならではの魅力としては、自然豊かな場所にあることです!
春のおすすめは、何と言っても施設のベランダから見ることができる富士川沿いの桜並木です。入職1年目の私はまだその風景を見たことがないのですが、ご利用者様や先輩職員から聞いて、この春みんなで桜を見るのをとても楽しみにしています。つい先日は、梅の花を見にご利用者様とドライブにも行きました。
その他、私は創作担当として、グループホームの玄関や壁に毎月創作物の企画を立てて、利用者様と創作を行なっています。毎月手を動かしながらご利用者様とコミュニケーションを楽しんでいます。創作物は毎月変わるので、視覚的にもご利用者様の刺激になっていると思います。
これからの目標
まずは介護福祉士の資格取得を目指します。百葉の会は、湖山医療福祉グループが運営する介護福祉士の「実務者研修」を受講できるので、3年間の実務経験を積んで、スムーズに実技演習などができるように勉強していきます。
介護の仕事は大変なイメージがあると思うのですが、日々先輩方を見習って、自分でできることを考えて行動していくことで、「ありがとう」という感謝が自分に返ってくる仕事です。
私のように、未経験からのチャレンジもあたたかく応援してくれるのが百葉の会です。お気軽に施設見学にいらしてください。そしてぜひ、玄関や壁の創作物も見てくださいね。
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