別の施設で介護職として働いていたのですが、もっと知識や技術を磨きたいという思いがあり、知人の紹介で研修や資格取得に向けた取り組みが充実している同施設を紹介していただきました。
面接や施設見学では、先輩方の働く姿を実際に見せていただき、社会福祉法人 百葉の会は、育成型法人としての基盤がしっかりしていると感じました。
当時、私はまだ介護の仕事を始めて間もない頃でしたが、デイサービスセンター百葉南部の郷で、介護の仕事を通して自分自身も成長していきたいと思いました。
また、地域密着型の施設というのも魅力です。和気あいあいとした雰囲気で働いている職員さんをみて、ここの仲間になりたいと思いました。

デイサービスでの介護業務を経て、2019年より主任としてデイサービス・グループホームの全体を見る立場となりました。基本的にはデイサービスでの業務が多いのですが、通常の介護業務の他、施設の運営にも携わらせていただいています。
これまで、介護職員としてご利用者様のサポートにのみ目を向けていましたが、主任になったことで、ご利用者様だけでなく共に働く職員にとってより働きやすい環境を作っていきたいという思いが芽生えてきました。
今、ご利用者様、職員、それぞれの負担を軽減し、施設での生活がいきいきとしたものになるよう、古い仕組みや業務を徐々に見直しているところです。

介護の仕事で感じるやりがいは、やはり人生の大先輩であるご利用者様の心に触れる瞬間です。
入職当時から変わらない想いとして、人生の先輩たちの想いを尊重する、というのがあります。長い人生の中でこれまで出来ていたことができなくなる…そんな時に私たちがサポートすることで、利用者様の「○○したい」の実現にお役に立ちたいと常々思っています。
実際にデイサービスの活動では、ご自宅では機会が減った料理や畑仕事、身体を動かすゲームなど、ご利用者様の趣味・関心に沿ったイベントを企画しています。料理を楽しむ姿、身体を動かしてリフレッシュする姿、そんな一コマを見られることが、私のやりがいに繋がっています。

南部の郷は、山梨県内初のデイサービス・グループホームの複合施設ということもあり、ご利用者様も職員も地域に根ざした方が多いです。
私は、この地域に祖父母宅があり現在同居しているので、私自身が知らなくてもご利用者様は私の事を知っていたりするんですよね。地域密着ゆえ、お互いの距離も近く、何かしら一体感が生まれるのを感じます。入職前の施設見学で感じた和気あいあいとした雰囲気が、そのままこの施設の良いところだと思っています。
そして、未経験からのスタートでも働きながら国家資格を目指せるところです。実際に私も無資格から経験を重ね、百葉の会の教育制度である「こやまカレッジ」を経て、2019年に介護福祉士の資格を取得しました。

一介護職員としてだけではなく、主任として施設運営についてもっと視野を広げていきたいです。グループ施設が多いので、他の施設の事例を参考にしたり、アドバイスをいただいたりしながら、施設の働き方改革にも積極的に取り組みたいと思っています。
職員の人生が充実することで、より良い介護ができると考えているので、私自身もオンオフの切り替えをしっかりするように心がけています。最近は、休日にドライブがてら温泉に出かけてリフレッシュしました。
百葉の会は、子育てしながらも働きやすい環境づくりをしていますし、未経験でも研修や資格取得の機会が充実しています。ぜひ施設見学にいらしてください。